令和6年能登半島地震
2024年1月1日(月)石川県の能登地方を震源とした地震が発生しました。 震源地の深さは浅く"マグニチュードは7.6(最大震度7)と大変大きく、正直明日の映像が怖いです。2011年の東日本大震災の津波の被害が真っ先に頭に浮かびましたが、海沿いには原発もあるので2次被害にも特に注意しなければなりません。近隣の皆様!早い決断が生死を分けます!命に被害があってはなりません!
熊本地震では本震が後から来たのでは? とも言われており、余震に対する備えも考え直さなければなりません。 ここ7日間は【 気の緩みが命取り 】と考え、それに対する備えをしっかりとしておいてください!
原子力発電所
石川県周辺にはよく地震が発生しております。1993年、2007年、2020年、2021年、2022年、2023年と、震度6クラスの地震が群発しているのはご存知でしょうか?
2011年の東日本大震災での津波による福島原発での2次災害を考えると、柏崎刈羽原発のような大きな原発施設近くでの大きな地震は、2次被害が非常に怖いです。私たちは日本に住んでいる限り、こういった何か狙い撃ちされているような自然災害に対しても常に備えておかなければなりません。
火災保険の支払いはない
地震・噴火・津波を原因とした火災の場合、火災保険では免責(支払わない)となっているとこはご存知でしょうか? ここを補償するためには【 地震保険 】しかありません。 1995年の阪神淡路大震災の時、延焼に次ぐ延焼で家屋などに大損害がございましたが、今回の令和6年能登半島地震の火災につきましても【 地震火災 】は"地震保険"でしか補償されないことは是非ご承知おきください。
以前、日本には地震保険はありませんでした。
1891年濃尾地震、1894庄内地震、1896年明治三陸津波、陸羽地震などの大地震が続発し、更に1923年に関東地震が発生。 損害は当時の国家予算の3倍以上の約50億円に。 その後の1925年北但馬地震、1927年北丹後地震、1930年北伊豆地震、1933年昭和三陸地震津波の被害、1944年昭和東南海地震と1945年三河地震が発生。1946年南海地震と1948年福井地震が続発。
これだけの地震がありながら、当時は損害保険会社も政府も"地震保険"をつくることに消極的でした。
が、1964年6月16日に新潟地震が発生し、当時の大蔵大臣 田中角栄が動き1966年5月18日に「地震保険に関する法律」が「地震再保険特別会計法」と共に公布・施行され、1966年6月1日から地震保険が発売開始。あわせて、再保険のため、日本地震再保険株式会社が設立されました。 被災者の方々が地域が助けを必要としている時に国の補助金だけで生活は戻りません。この地震保険だけは絶対に制度を維持しなければならないと思っています。
地震保険の補償内容について
地震保険は火災保険の特約でしか加入することはできません。また、火災保険の保険金額の30%〜50%でしか入れないのは、火災などの事故とは違い地域全体に甚大な被害を及ぼす"広域災害"という位置付けにあるからです。地震保険法制定前は損害保険会社は支払う義務がなかったのにも関わらず、国に借金してでもお見舞金を支払ったこともありました。私たちは損害保険金の支払い自体が社会貢献になると信じています。
地震保険は"査定の基準"も"お支払い方法"も、台風や落雷、火災などのそれとは全く違います。
地震保険は損害保険会社すべて共通しておりますので、詳しくは「損保ジャパンHP」をご覧ください☝️
また、大変重要なポイントになりますので、「 ん? 」と思ったら必ず火災保険の担当者にお問い合わせください。 もちろん、ウインライフきりしま支店のお客様は私たちにお問い合わせくださいね!
損害保険ジャパン 承認番号:SJ23-12930
承認日:2024/01/12
東京海上日動火災 募集文書申請不要:2024/01/12