やまと整骨院 様:特別研修
自動車保険の"入口"と"出口"
保険業界でよく使われる言葉ですが、"入口"とは『 ご契約 』を"出口"とは『 事故対応 』を意味します。 皆さん自動車保険は【 何のため 】に入られてますか? もちろん事故を起こしてしまった時のためですよね? では、その時にその自動車保険にどんな役割を果たして欲しいですか?
出口対応(事故対応)
そこを担うのは私たち「 保険代理店 」と「 保険会社 」、そして自動車に関しては「 整備工場 」や「 ディーラー 」、お怪我などに関しては「 整形外科 」や「 整骨院 」になり、有事の際にはすべてがチームを組んでお客様の事故対応にあたります。 お客様最前線にいる代理店が"総合診療医"の役割を果たし、必要に応じてそれぞれの"専門医(保険会社・整備工場・ディーラー・整形外科・整骨院)と連携していくイメージです。
専門医の一員として
前述の"事故対応チーム"はそれぞれが自分の専門領域においてきっちり役割を果たしていきます。 が、自分の専門外の領域で同じチームの他の専門医がどのような方針でどのような段階を経ているのか、なかなか知る機会は無いものです。 やまと整骨院様 は"お客様事故対応チームの一員(交通事故の治療の場合)"という位置づけをしっかり理解されている数少ない整骨院です。
全体から最善を尽くすのがプロ
以前も損害保険ジャパン株式会社 損害課(医療調査担当者様)とともに同整骨院様にて研修させていただいております。 お客様、代理店、保険会社、整備工場、整形外科、整骨院"それぞれの目線で同時進行で何が起きて何ができて何ができないのか"までの研修というのは、当時は"全国初ではないか"と保険会社担当者様が言われておりました。 個別の領域のみから導き出されたものと、お客様の事故対応の環境全体としての視野から導き出されたものとでは、その【 最適 】は違う場合もございます。 個別の領域だけで見れば100点であっても、全体でみたら60点では意味がありませんからね。
"出口"から"入口"は決まる
このように自動車保険に限らず、保険は"どのような事故対応をしてほしいのか"で【 補償内容 】は決まります。 ユーグリッドでは、各保険種目ごとに独自で 事故対応マニュアル を作成してありますので、今回はまず事故の時にどのような手順を経て解決まで至るのか、また、要所要所で各専門分野にてどこがポイントになってくるのかを、この 事故対応マニュアル を教材に研修させていただいております。 そこから逆算してはじめて 自動車保険の補償内容と抑えるべきポイント について研修させていただきました。
この研修のきっかけは
実は従業員の方の事故でした。 「 知識 」と「 実体験 」では違います。 いつも業務で自分の仕事に付随する周辺知識までは身についていても、それ以外の専門領域のお話しになればわからないものですよね! 今和泉院長先生を通してご相談いただきましたので、ではどうせなら院内全体で研修しましょうとなり、実現させていただきました。 この場をお借りして今和泉院長先生をはじめ やまと整骨院 の皆様にはご依頼とお時間をいただきまして、心から感謝を申し上げます。